数か月前に伺った際より、保護されている猫は増えていて、犬は減っていました。猫はそれだけ繁殖が多いということですね。。
猫は産まれたばかりの子猫の場合、殺処分になってしまうそうです。
産まれてすぐ母ネコから離れてしまうと免疫力もつかず、育てるのが難しいのですね。
ある程度育った子猫であれば、ミルクボランティアが預かって面倒を見るのですが、それも足りていない状況のようです。
去年は殺処分の犬猫の数が新潟県内だけで944頭もいて、始めて1000頭を下回ったと言われていますが、まだ944頭もいるという現実です。
http://www.pref.niigata.lg.jp/seikatueisei/1356870504065.html
殺処分の方法は、安楽死といわれていますが、ガスで息が出来なくなる窒息死です。もし人間がその立場になったら。。考えてみただけで苦しいです。。
掲示板には、迷子の犬猫情報が掲載されていました。
この子達は一体何処に居るのでしょうね。。
飼い主さんの気持ちを考えると胸が痛みます。
TNRという動物基金はご存知でしょうか。
https://www.doubutukikin.or.jp/activity/campaign/story
T(トラップ)捕獲 N(ニューター)不妊手術 R(リターン)をして、猫の殺処分ゼロを目指す活動です。
この活動をするボランティアさんが増えれば、猫の殺処分を減らすことにつながるので、是非この活動を知っていただきたいです。
懐いている子であれば、手術後に里親探しをしてあげるのが一番理想ですが、
まずは最優先しなければならないのは、不妊手術だと思います。
人間には都合が良い事で、猫にとってはそのままにしてほしいでしょうね。。
ですが、元々室内で飼わなければいけない猫を外で生活しなければいけない状況にして、殺処分という不幸な形にしてしまっているのは人間です。
なので猫を助ける活動だと思って実行するべきだと思います。
毎月1日~5日までが無料不妊手術のチケットを申請できますが、応募枠もあるようなので全ての人にチケットが配布されるわけではないようですが、申請した月の末頃にはチケットが届き、早めに動物病院に予約をして、捕獲器を準備→保護→動物病院へ連れていくといった流れになります。
捕獲器はなかなか持っている一般の方はいないので、ボランティア団体等から借りるか、購入する事が必要です。
新潟県では協力病院が、魚沼市にしかありませんが、オスメス共に、入院はせずにお昼に手術をして、当日の夕方には退院して翌日には元の場所に戻してあげることができるという事です。
もし周りに子猫が産まれていたり、野良猫がいるという場合はこの活動を考えてみてはいかがでしょうか。一人一人が意識して、出来る限りですが活動に参加して行くことが、殺処分を減らす事につながります。
新しい飼い主さんを待っている犬猫達や迷子の子達がたくさんいます。
新潟県動物愛護センター(長岡市)
新潟県動物愛護センター(新潟市)
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